2008年9月16日火曜日

父ありて…、母ありて…。

9月15日、敬老の日。
皆さんにはどんな1日だったでしょうか?

日頃から“敬老”している方。
この日ばかりは!と張り切ってみた方。
どっちにしても、ちょっと心を止めて振り返り、
“敬老”を見つめ直してみるのも乙なもの。

子供の頃には、絶対的な存在だった父や母。
成長すると外の世界に魅せられて
あれもこれもと嫌な面が見えてくる。 

うっとうしい、面倒くさい、時代が違う?!
どうせ分かってもらえない~~!!!
なんて叫びたくなるような思春期も。

けれど…。
もしも、父がいなければ?
もしも、母がいなければ?
もしも、2人が出会わなければ…。
今の私はこの世にいない。

望めば切りがないけれど、両親がいて、ご先祖様がいて
たくさんのご縁に結ばれて、今日の私が創られた。



ある日のこと。
壁の詩をじっと見つめる7才の姪。
やがて、声を張り上げ、何度も朗読している。
「読めるようになったんだね~。意味わかる?」
「わかるよ」と、誇らしげな瞳で見事に解説。

さすが! …が?!



「でもね、ウチんちは逆だよ」と、再び声を張り上げ、
「父ありて我が優しさあり…。母ありて我が強さあり…」?!?

恐るべし…小学生の洞察力。

時代は移り、父母の姿も変わった?

としても…、偶然みたいな“縁”によって生を受け、
今日まで育てられた事実は何も変わらない。

両親、祖父母、曾祖父母…ず~っとつながるご先祖様まで
“アップライン”があればこそ。
ご縁をいただき素直に感謝。
そんな気分の1日でした♪

By 和