2008年6月5日木曜日

人との触れ合いの中で!

皆さん、はじめまして!新人の鎌です。
今日は私の大事な友人を紹介させていただきたいと思っています。

若干9歳の友達ですが「私の人生観を変えてくれた」と言っても過言ではないくらいなので、この場を借りて紹介させてください。

名前は慧音(ケイン)君。
彼は「ロスモンド・トムソン症候群」という難病と戦っています。

聞いたことないですよね? 私も今まで聞いたことなかったです・・・。
世界でも今まで200例しかないとのことです。
日本ではケイン君以外にいません。
「2歳までしか・・・」と担当医から言われた中、9歳の誕生日をむかえています。

詳しい病気のことはケイン君のホームページをご覧ください。








ケイン君の9歳の誕生日会に
私も参加させてもらいました。



まず、毎回驚かされることは、ケイン君は自分の病気をちゃんと受け止めていること。
そしてきちんと向き合ってもいることです。
大人の私が見ても、遥かに私より「大人」だと感心させられます。
初めての人にもきちんと挨拶できます。
またケイン君の何がすごいかというと、周りの人たちを大人にさせることです。

9歳の誕生日会ですから、同年代の子供たちもたくさん来ているのですが、私たちが誕生日プレゼントであげたゲームを取り合いするどころか、みんなで話し合って順番を決め、手が不自由なケイン君の手伝いをしながら全員で自然に遊んでいます。
本当に自然に
そこには大人が感じる「難病だからかわいそう」、「この子を優先させてゲームをやらせて」などの感情は全くありません。

言葉や文章でどう表現すればいいのか分かりませんが、子供たちの間には、お互い自然な「愛」「信頼」が生まれているといった感じです。

「心が洗われる・・・」とはこういうことなんだなぁって、実感した瞬間でした。
うまく言えなくて申し訳ないですが、その場に居られて感謝するというか・・・。

逆につまらないことに不平不満を言っている(感じる)自分って・・・。

もしかして普段何気なく自分がしていることは「感謝」すべきことではないのか?
と考えが変わるようになりました。

例えば私の場合、

・毎日元気で過ごせる
・自分でトイレに行ける
・人の助けなく食事ができる
・寝る時に明日も生きられるのか不安を感じなく眠りにつける
・友達がいる
・一緒に仕事ができる仲間がいる

などなど。

書き出したらキリがないです。
普段考えたこともなかったです。
自分の中では当たり前すぎて・・・。
でも当り前のことが、できない人もいるってこと・・・。


「感謝」「信頼」「やさしさ」「思いやり」
言葉にするのは簡単ですけど、実践するのは難しいですよね。
(私がそうです・・・)

マザー・テレサの言葉ではないですが、“やさしい言葉より実践”を私もしていきたいです。

私がユニシティに入社して良かったと思えることとして、たくさんありますが、いくつか紹介すると、
まず、健康に過ごすためのお手伝いができるということ。
また、“Kid’s Dream”のように子供たちの未来に貢献するお手伝いができること。
などです。

さて、みなさんもご存じだと思いますが、9月の Global Convention 2008 in Busan でも、チャリティ ビビンバ ランチ パーティを開催します。
そこでは皆さんの参加費がKACLC(韓国小児がん・白血病協会)に寄付されます
仕事をしながらそのようなことに貢献できることを誇りに思っています。 
もちろんメンバーさんのみなさんもその一員です!
みなさんの参加が明日の子供たちの未来を救うのです。

私は、ケイン君に感謝することの大切さを教わって以来、自分自身で悩んだり、信頼、愛を見失いそうになったら、「感謝」すべきことをノートに書くようにしています。
そうすると新たな「気づき」が生まれて次のステップへの活力を見出せます。
みなさんもぜひ試してみてくださいね!


※写真、ホームページの投稿はケイン君、ご両親の了解を得ています。

by  鎌